今回のシステムは余分な光学系がない為、対物レンズの性能がストレートに出ます。FLのシャープで深みのある色合いが期待できます。前回はカメラの設定で色調をネイチャーとしましたが、コントラスト・彩度がやや高めだったのでそれぞれの値を-1としました(スムーズも試しましたが、ややフラットすぎる印象でした)。この点は色々試してみる必要がありそうです。今回は乗馬クラブの馬場にいたハクセイキレイを撮影しました。動きが早い為、シャッターは手押し、ピントはヘリコイドは使用せず鏡筒の出し入れで合わせました。ビューファインダーの見やすさがなければできない方法です。いずれにしてもピント合わせはかなりシビアです。目に合わせても相手が少しでも動くと当然ですが、ピンが甘くなります。ピントを微調整しながら撮るしかないでしょう。ヘリコイドの動きが渋いのが難点です。この点が一つの課題です。
FL70S-GH1(直焦点)、マルチ測光、ISO100、1/400秒、-1.0EV(クリックで大きくなります)